第448回
「訴えられたらどうする」の感想
HiQで連載していた「訴えられたらどうする!!」が、
本として出版されて、1年が経ちました。
本を購入して、自分の体験も交えた
感想文を送っていただいた方がいらっしゃったので、
掲載させていただきます。
高島秀行先生
「訴えられたらどうする」を拝読しました。
類書にはない、本書全体を流れるやさしく、
明るい文体のせいでしょうか、楽しく読むことができました。
本当にわかりやすかったです。
私は現在訴えられているわけでありませんので、
楽しく読めたわけです。
渦中にあれば本書を読んで、
さあ、お勉強とはまいらないですよね。
勝つも負けるも弁護士の力がきわめて大きいことがわかりました。
訴えられたら、まずは弁護士を探すことでしょうが、
先生もお書きになっておられるようにこれが難しい。
紹介してもらうといっても、
紹介者とはうまくいったが、
紹介を受けたこちらとの相性が良くない
ということもありますから簡単ではないですね。
しかも、訴えられこちらの精神状態は
とても平常心というわけにはいかない状態にあるはずです。
医師なども選択が難しいと思いますが、
診療が始まっても気にいらなければ、
次回から行かなければいいのですが、
弁護士の場合、1回目の公判は仕方がないからお願いし、
次回はヤメというわけにはいきませんしね。
私は、たまたま、以前から継続して
Qさんのホームページで高島先生の文章を拝見し、
気さくさ、明るさ、明晰さを感じて必要が生じたら、
高島先生にお願いしようと決めていたわけです。
会社勤めのころ、訴訟にかかわったことがあり、
その時の弁護士の進め方に釈然としないものがありましたが、
紹介者がいたので途中で交代というわけにはいかず、
そのまま継続し、不本意な結果に終わったことがありました。
もちろん不本意な結果のすべてが弁護士のせい
ということではありません。
相性もあったのでしょうね。
長々駄文を書き連ねました。
ご発展をお祈りいたします。
感想をお送りいただきありがとうございました。
この方は、知り合いから紹介を受けた弁護士と
うまく行かなかったようです。
弁護士を探す方法としては、
知り合いから紹介を受けるというのは、
有力な方法なのですが、
その弁護士と合わないときに断りにくい
というデメリットがあります。
これについては、「訴えられたらどうする!!」の
「相談してピンと来なかったら」に書いています。
いつも一方的にこちらがお話しているので、
HiQの連載や著作の感想を送っていただくと、
みなさんがどのようなことを考えているのか
わかってうれしいです。
みなさんもお時間がありましたら、お送りください。
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