第15回
弁護士費用を明確にする
前回、弁護士を選ぶポイントとして、
主に、コミュニケーションの面についてお話しました。
今日は弁護士を選ぶポイントの続きです。
弁護士費用及びその根拠を明確にすること
訴訟で訴えられた場合は、
相手方の請求金額によって
弁護士費用は決まるので、
弁護士費用について説明しない弁護士は
少ないと思います。
弁護士費用の算出方法は、
請求する場合でも請求される場合でも、
計算は同じです。
僕のホームページの弁護士費用の部分を
参考にしてください。
費用がどういう場合に
どのくらい支払うのか明確でなければ
依頼するかどうか決められません。
それに、事件が終わった後の報酬については
トラブルになりやすいので、
よく確認してください。
随時、訴訟の報告をしてくれること
法廷等があったら報告するのは
僕にとっては当たり前のことなのですが、
しない弁護士もいるようです。
訴訟の報告を受けられなければ、
相手がどういう主張をして、
今度こちらがどうするのかわかりません。
しかも依頼した弁護士が
どういう主張をしたかわからなければ、
みなさんの言いたいことが
訴訟で主張されているかもわかりません。
依頼する際には、念のため、
毎回、どういうことがあったか報告してくれるか、
提出した書面や相手方からの書面の写しをもらえるのか
確認しましょう。
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