中国では、蒸すと"存味"といって、つまり味が残るとしています。
台湾風のオニオンスープといったらよいでしようか。
玉ねぎの甘みと豚の骨のだしで味が決まります。
洋風のオニオンスープでもスープの味が大切ですが、
これも豚の骨は欠かすことができません。
衣をつけて揚げた骨つき肉を、
炒めた玉ねぎと一緒に蒸すのですが、
30分はたっぷりかかります。
煮てしまうほうが簡単なのに、と
お思いかもしれませんが、
煮ると、どうしてもスープはにごるし、衣はドロドロになるし、
玉ねぎはトロトロになりすぎるし、で
どうもスッキリしません。
やっぱりこれは、
煮ないで、蒸して作っていただきたいと思います。
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