今日から食卓が豊かになる
おいしくて簡単にできる

第15回
京芋と豚バラ肉の蒸しもの  京芋と豚バラ肉の蒸しもの

揚げた豚バラ肉と京芋の蒸しものです。
肉は下味をつけてから、
きれいにきつね色の焦げ目をつけ、
それから日本茶で洗って
油臭さをとるようにします。
日本茶は、
ほうじ茶を使ってもかまいません。
京芋と豚バラ肉の蒸しもの


芋も、ここでは京芋を使いましたが、八頭でもいいでしょう。
八頭の場合も2個です。
でも、京芋のほうが、下ごしらえも簡単ですし、
おいしいようです。
赤豆腐は手に入りにくければ黒味噌大さじ1を、
また陳皮も、みかんやゆずの皮を使えばよろしいでしよう。

肉を揚げると、油は全部真黒になってしまいますから、
揚げものにはもう使えません。
肉の炒めものなどにお使いになってください。
この料理の肉と芋を召し上がってしまってソースが残りましたら、
これに支郡竹を入れて煮ますとおいしいものです。
捨ててしまわずに、ぜひそうしてみていただきたいと思います。



材料
豚バラ肉(固まり) 600グラム
京芋 大2個
豚バラ肉の下味用
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2
その他の材料
陳皮 少々
中国赤豆腐 1個
しょうゆ 大さじ3
大さじ1
にんにく(みじん切り) 2片分
砂糖 小さじ2
日本茶 適宜
揚げ油 5〜6カップ
スープ(または水とスープの素など) 2分の1カップ
大さじ1


作り方
1. 京芋の皮をむき、マッチ箱大に切ります。
2. 肉は丸のまま、しょうゆと砂糖を大さじ2杯ずつ混ぜたものを塗り、1時間くらいおきます。
3. 揚げ油を強火で熱し、肉を入れて全体がきつね色になるまで揚げます。
4. 日本茶を入れ、肉をこの中で洗って油臭さを消し、マッチ箱大に切り、深皿に芋と交互に並べます。
5. しょうゆ、酒、砂糖、赤豆腐、にんにくと陳皮のみじん切りを混ぜ、肉にかけ、このソースの残りに水を大さじ1〜2杯入れてこれも肉にかけます。
6. 深皿をせいろに入れ、中華鍋の煮立った湯にのせてふたをし、2時間くらい蒸します。


調理のポイント
肉にたれを塗ったら、1時間くらいおいてよく昧をしみこませてから揚げます。
赤豆腐のかわりには黒味噌で、陳皮のかわりにはみかんや柚子の皮で代用すればよいでしょう。

2003年8月13日(水)

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