今日から食卓が豊かになる
おいしくて簡単にできる

第12回
まながつおの燻製  まながつおの燻製

魚の燻製というととても難しいように
思われるでしょうが、
ふたつきの大きい鍋を使うと、
案外簡単にできるのです。
香ばしい匂いがつくように、
紅茶と赤砂糖を使いました。

まながつおの燻製

紅茶は、安いものや古いもので充分です。
砂糖は、中国の黄糖、
砂糖きびから取った純粋の黄色い砂糖ですが、これを使うと
味も色もとてもよいものです。
でも、日本では手に入りにくいので、
赤砂糖か赤ざらめにするとよろしいでしょう。
魚は、まながつおのかわりに、
いしもちやたいなどの白身魚ならかまいません。
たいも冷凍で充分。
中国の人たちは、赤いたいはパサパサしているとして
あまり上等とは思っていませんが、
日本ではごちそうになる魚てすし、
燻製にするのも、また珍しくてよいのではないでしょうか。



材料
まながつお(30センチくらい) 1尾
まながつおの下味用調味料
酒・砂糖 各大さじ1
ねぎ 1本
しょうが(薄切り) 4〜5枚
小さじ1
しょうゆ 大さじ2
その他調味料
少々
紅茶 2分の1カップ
赤砂糖 大さじ2


作り方
1. まながつおは片面に斜めの切り目を5、6本入れます。
2. 酒、塩、砂糖、しょうゆ、乱切りのねぎ、しょうがを合わせ、まながつおを入れて1時間くらいおき、下味をつけます。
3. 鍋を熱して油を入れ、油が熱くなったらまながつおを入れ、両面をきつね色に焼きます。
4. ふたつきの鍋の底に紅茶と赤砂糖を敷き、金網のざるのようなものをかぶせ、魚をのせてふたをし、火にかけて10分間ほどいぶします。


調理のポイント
紅茶と赤ざらめで香りをつけます。紅茶は安もので充分。
しかし砂糖は、白砂糖より赤砂か赤ざらめにするほうがよい香りがつきます。
魚には切り目を入れ、下味に一時間つけておきます。

2003年7月23日(水)

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