今日から食卓が豊かになる
おいしくて簡単にできる

第9回
六種類の冷たい前菜  六種類の冷たい前菜

前莱を六種類作って盛り合わせると、
六色冷盤になります。
ひとつずつ説明しますと、
牛すね肉の鹵味煮は
必ずソースを添えてください。
ソースを添えると艶が出ておいしくなります。
六種類の冷たい前菜

くらげのあえものは、必ず食べるときに
せん切りや塩もみにしてください。あえるのも、
早くしておくとぐにゃぐにゃに水けが出てしまいます。
くらげを通す湯は熱過ぎないこと。また、もどしたくらげは
水につけたまま冷蔵庫に入れておけば、何日でももちます。
だんだんカリカリになって、水を吸って大きくなります。

豚レパーの鹵味煮のレバーは、よく水で洗い、
水につけてから調理すると、臭みが減ります。
しょうがやねぎも臭みを取るために大切です。

鶏手羽先の鹵味煮の手羽先は必ず塩で洗うこと。
またごま油でなく、ふつうの揚げ油を用いてもかまいません。

椎茸の煮ものの椎茸は薄味で煮るようにします。
それでないと、煮上がったとき、味が濃くなってしまいます。

からすみに添えるねぎは、大根やにんにくにしてもよいでしょう。



■くらげのあえもの■ くらげのあえもの
材料
くらげ 150グラム
きゅうり 2分の1本
しょうゆ 大さじ1
小さじ3分の1
砂糖 小さじ2分の1
こしょう 少々
ごま油・酢 各小さじ2
すりごま 少々
作り方
1. くらげは大きいままのものを求め、水に一晩つけてから沸騰する前の湯にさっと通し、また水に一晩つけます。
2. くらげをせん切りにし、調味料を全部合わせた中に1〜2時間つけておきます。
3. きゅうりはせん切りにし、食べるときにさっと塩もみしてからくらげとあえ、すりごまをかけます。


■からすみ■ からすみ
材料
からすみ 適宜
ねぎ 適宜
作り方
1. からすみに金串を刺し、両面を軽く火であぶり、薄切りにします。
2. ねぎは斜め薄切りにします。
3. からすみとねぎを盛り合わせ、両方を一緒にいただきます。


■椎茸の煮もの■ 椎茸の煮もの
材料
干し椎茸 大3〜4枚
少々
しょうゆ 大さじ2分の1
作り方
1. 干し椎茸は水でもどし、軸を切り取ります。
2. 鍋に油を入れて熱し、椎茸の両面をきつね色になるまで焼きます。
3. もどした水2分の1カップとしようゆを加え、10分間ほど煮てからそぎ切りにします。


■鶏手羽先の鹵味煮■ 鶏手羽先の鹵味煮
材料
鶏手羽先 10個
少々
ごま油 大さじ2
しょうゆ 大さじ3〜4
砂糖 小さじ2
五香粉 小さじ2分の1
小さじ1
作り方
1. 鶏手羽先は塩でもんでからよく洗います。
2. 鍋を火にかけてごま油を入れ、熱くなったら手羽先を入れ、強火でよく炒めます。
3. 軽く焦げ目がついたら弱火にし、調味料を加えてふたをし、15分間煮詰めます。


■牛すね肉の鹵味煮■ 牛すね肉の鹵味煮
材料
牛すね肉(固まり) 1キロ
ねぎ 2本
しょうが 大1片
赤唐辛子 3本
玉ねぎ 1個
八角 2個
花椒 小さじ1
にんにく 2片
しょうゆ 大さじ5
砂糖 小さじ5
大さじ4
作り方
1. 牛すね肉は2つに切り、ねぎは乱切り、しょうがは薄切り、玉ねぎは4つ切りにします。
2. 中華鍋に八分目まで水を入れて火にかけ、沸騰したらねぎ1本分、玉ねぎ、赤唐辛子、肉を入れ、強火で10分間ほど煮ます。
3. 八角と花椒を加え、湯が半量になったら、別の鍋を空焼きし、油大さじ3を入れて熱し、にんにく、残りのねぎ、しようがを入れ、スープ全部と肉を移します。
4. しようゆと砂糖を加え、水けがなくなるまで煮たら油大さじ1を入れ、汁が濃くなるまで炒めます。
5. 肉が冷めたら薄切りにし、汁を添えます。


■豚レバーの鹵味煮■ 豚レバーの鹵味煮
材料
豚レバー 200グラム
しょうが 1片
ねぎ 1本
しょうゆ 4分の1カップ
砂糖 大さじ2
2分の1カップ
五香粉 小さじ3分の1
作り方
1. レバーは半分に切り、何回もきれいに水洗いしてから水に30分間つけて血抜きします。
2. 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら乱切りのねぎと薄切りのしょうがを入れ、レバーも加えて10分間ほどゆで、湯を捨てます。
3. 別の鍋に調味料と水を入れ、レバーを入れて20分間煮、冷めたら薄く切ります。


調理のポイント
冷盤には野菜はほとんど使いません。従って、肉や魚貝類が中心なので、素材がだぶらないように、うまく取り合わせます。
家庭でお惣菜にするときは、六種類にこだわらずに2〜3種類でもよいでしょう。暇なときに作りおきすると便利てす。

2003年7月2日(水)

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