今日から食卓が豊かになる
おいしくて簡単にできる

第2回
牛肉のかき油炒め  牛肉のかき油炒め

牛肉の下味に重曹を入れてありますが、
これは肉を柔らかくするためです。
上等の柔らかい肉を用いる場合は、
重曹を入れる必要はありません。

牛肉のかき油炒め
牛肉の炒めものには、かき油がよく合います。
かき油はオイスターソースともいい、
生がきのゆで汁に調味料を加えて濃縮したものです。
中華料理材料店へ行くと売っています。
これを加えると甘味とコクが出て、
あまり上等でない肉も
おいしく食べられるようになるものです。

牛肉を炒めるとき、先に下味をつけた肉を油通しする方法も
ありますが、こうすると、どうも脂っこく
仕上がるような気がいたします。
好きずきですが、淡白な味を好まれる方には、
油通しはしない方がおいしく召し上がっていただけるようです。
この料理は、肉に火を通しすぎないようにすることがコツです。
肉の色が少し変わったら手早く味をつけ、
すぐ火からおろして皿に盛り、熱いうちに召し上がってください。



材料
牛肉(薄切り) 300グラム
牛肉の下味用調味料
重曹 小さじ4分の1
大さじ3〜4
しょうゆ 大さじ1
片栗粉 大さじ1
油(一度火を通したもの) 大さじ1
    
にんにく 1片
ねぎ 2本
しょうが(薄切り) 5〜6枚
大さじ3〜4
全体調味料
かき油 大さじ1
こしょう 少々
ごま油 小さじ2
片栗粉 小さじ1
大さじ2


作り方
1. 重曹、水、しょうゆ、片栗粉を合わせた中に牛肉を入れ、2時間くらいつけて下味をつけます。このとき、30分ほどたったところで、一度火を通した油を加えて混ぜます。油を最初から加えてしまうと肉に味がしみにくいので注意してください。
2. 鍋を充分熱くし、油を入れて熱してから、薄切りのにんにくとつ切りのねぎ、しょうがを入れて炒め、きつね色になったら、下味をつけた牛肉を入れます。
3. ごく強火で牛肉を炒め、肉の色が少し変わったら、かき油、こしょう、ごま油、片栗粉、水を加えてさっと混ぜます。


調理のポイント
牛肉がとくべつ上等でない場合は、下味に重曹を入れると柔らかくなります。
あっさりと作りたいなら、肉は油通しをしないで炒めます。濃厚な味にしたいならさっと油に通してから炒めればよいでしょう。

2003年5月14日(水)

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