旅行記者・緒方信一郎さんの
読んでトクする旅の話

第176回
航空会社の横顔が分かります

航空券を買ってはみたものの、
初めて乗る航空会社で素性がよく分からない。
どんなサービスをしてくれるのか、
テレビ付きで暇つぶしはできるのか。
日本から国際線を飛ばしている航空会社は、
現在、約60社。なかなか全部は覚えきれないものです。

そんなときのために役立つ記事を担当しました。
海外旅行情報誌「エイビーロード」の1月10日発売号にある、
「エアライン大百科2004」という記事です。
西日本の読者に向けた大阪・名古屋版もあります。
かなり細かい文字で書かれていますが、
航空会社の最新のサービス事情が載っています。
座席のシートピッチ(前後間隔)から、
リ・コンファーム(予約の再確認)の要・不要まで、
旅行者にとって身近で、知りたいデータも集めてみました。

ところで、こういう取材をすると、
相変わらず辟易させられるのが企業の情報隠し。
たとえば、日本を代表するような航空会社が、
飛行機の新しさを示す平均機齢のデータを公開しない。
「古い」と思われるとイメージダウンにつながると
考えているのでしょうか。
飛行機は古いから危険、新しいから安全というわけではない。
ある程度年数が経っていても、
きちんとメンテナンスをしてあれば問題ないわけです。
消費者はそんなにバカではありません。
そういう情報隠しこそが、イメージダウンに、
つながると思うのですが。


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