第4332回
台北・ベトナム・香港へご一緒しましょう

前にもお知らせしましたが、
２月は５日から14日まで9泊10日のスケジュールで、
第74回邱永漢投資考察団を引率して、
台北→ハノイ→ダカン→ホーチミン→香港の
旅行を予定しています。
最後の13日は邱友会と合同の講演会を
福臨門でひらくことになっています。

台湾に寄るのは最近のスーパーやデパートの
地下の食品コーナーに飽き足りない私が
台湾で昔懐かしい市場をリバイバルするためです。
またベトナムに行くのは
震災後の切り札として日本の企業が一番たくさん海外進出するのは
意外にもベトナムで、
この次、日本で一番注目されるのは
どうやらベトナムらしいという動きが見られるからです。
そして、最後にまた香港を選んだのは、
今年はもしかしたら、
対岸の火と見くびっていたユーロの金融不安が、
日本まで飛び火してくるんじゃないかと
心配になってきたからです。

それが杞憂にすぎないにこしたことはありませんが、
万一に備えて対策をとる必要が起れば、
香港が大きな意味を持つようになります。
「転ばぬ先の杖」を心がける人にとって、
香港は大きな意味を持っていますので、
予めその勉強をしていただきたいと思ったのです。

そして、もう１つはこの欄でもお知らせしたように
年末から正月にかけて、
私自身が生まれてはじめての身体の不調に見舞われ、
もしかしたら、考察団を引率して動くことは
そう長くは続かないんじゃないかと思うようになったからです。
そうは言っても、４月の考察団の計画は目下、建てていますが、
私と一緒に旅行をやりたい人は今のうちにという
呼びかけをする必要を感じているところです。

ことしは世界中のトップが入れ替わる時期に直面しており、
これから10年をどう生きるか、
頭の切り替えをする曲り角に
私も皆さんも立たされているところです。
その必要を痛感している人は
どうぞご一緒に東南亜を一巡することに致しませんか。