第4170回
次の投資考察団は広東省、マカオ、そしてまた香港です
いま私は考察団の皆さんと一緒にモンゴルと
内モンゴルに行くために北京に来ていますが、
この次、10月の考察団の旅程が決まりましたのでお知らせ致します。
10月の投資考察団は香港からスタートして
広東省、澳門を一巡して
一番最後にまた香港という珍しいコースです。
どうしてそういうコースになったかというと、
中国じゅうあちらこちら駆けまわって調べているうちに、
次の10年に成長の期待できる企業が
いくつもこの地域に集中していて、
この際、その実態を
もう一度よく調べる必要があると思ったからです。
スケジュールとしては、
先ず10月10日に成田と関空から香港にとびます。
そこで合流してフェリーで深圳に渡り、
その翌日、ゴミ処理と銅、ニッケルのリサイクルで
かなりいい業績をあげているにも拘らず
無配で私たち株主を失望させた東江環保を訪ねてそのわけをきき、
翌日にはできれば少し前に実地見学に行ったばかりの、
これまた銅と鉄の大規模なリサイクルをやっている
中国金属再生資源を再度訪問するために広州へバスを走らせます。
その次の日、順徳に行くのは
いまビニールのパイプの生産でフル操業を続けている
中国聯塑の本社工場を見学するためです。
食糧の増産が中国のこの次の最重要課題になることは
もはや周知の事実ですが、
そのためには灌漑が最重要テーマになり、
今後10年にわたって1年に4000億元の投資をする必要があると
中央政府の水利局長も明言しています。
そのためには水を運ぶためのビニール・パイプの
大増産が必要になり、
そのトップを切っている会社がここにあるのです。
そのあと中山に渡り、
中山では永保林業の材木市場と亨泰の配送基地を見学し、
次は澳門に一泊してから香港に出ていつものように
邱友会と合流して17日に福臨門で勉強会をやり、
18日に帰国します。
中国株をやっている人には見逃がせない重要なコースなので、
ご参加になりたい方は早いもの勝ちですが
大急ぎで申し込んで下さい。 |