中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3877回
ことし最後の投資考察団は宝の山の見学です

ことしの投資考察団は2月がブラジル、アルゼンチン、
3月がフィリピン、マカオ、香港、
5月が北京、天津、温州、寧波、紹興、上海、
7月が北京、済南、成都、合肥、宜興、無錫、上海、
8月がジャカルタ、スマトラ、バリ、香港、
10月が北京、長沙、成都、合肥、南京、上海と
既に6回こなしましたが、もう1回12月の上旬に
北京から石家荘、桂林、柳州、広州、香港を一まわりして日本に戻る
7回目のスケジュールを建てました。
どうしてかというと、上海万博のあと、
中国は次の10年の経済発展の新しい段階に入り、
そのチャンピオンになるいくつかの成長株候補を
どうしても年内にこの目で確めたいと思い至ったからです。

この一文が載る前後には
私が大規模農業の次のチャンピオン候補としてとりあげた
享泰の2010年6月決算が発表されることになっていますが、
私の予想に大きな狂いがなければ、
大へん明るい数字になっている筈です。
何しろ川下の食品販売業者が川上の農業に進出したのですから、
せっかちな投資家たちの要望にこたえられるわけもありませんが、
1年でこれだけの成果があげられれば、
「来年が勝負」と経営陣がくりかえし述べているように、
疑いの目で見ていた人たちにも
少しは納得してもらえる業績ではないでしょうか。

今回は享泰のトップからもう一度、
香港で説明会をひらいてもらう予定ですが、
次の10年に享泰に負けないだけの成長が期待される銘柄が
いくつか候補にあがっています。
その候補として今、私が目をつけている企業が少くとも3つあって
どうしても今年のうちにその工場見学をやっておく必要を
感じているのです。
そのために、12月2日に北京入りをして、
3日に石家荘に日帰りで工場見学に出かけ、
4日に北京から桂林にとんで、柳州まで足を伸ばし、
6日に広州に出てここでもとても大切な工場見学、
そして、8日に香港に出て、
9日に邱友会と合同の勉強会をひらき、
12月10日に上海経由でそれぞれの出発地に戻る
9日8泊のスケジュールです。
来年の株をやる人にはとても大切な旅行なので、
是非ご参加下さい。


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2010年10月21日(木)

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