中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3267回
マッサージで日中合作に新しい道を

レーザー光線を使って傷口をなおしたり、
痛み止めをすることは中国でも実行されています。
病気の治療には使われていますが、
マッサージには使われていません。
病院に行って治療の担当者にきいたら、
レーザー光線の機械をつくっている会社まで
教えてくれました。

もしからしたら、中国のマッサージと併用して
今までにない威力を発揮できるかも知れないと考えて、
私が上海に行った時、
わざわざメーカーの本社まで訪ねて行きました。
日本ではお医者さんでないと購入できませんが、
中国ではそうした制限はありません。
中国人が血の通り路にある、
列車で言えば駅にあたる経絡というところを
マッサージの時に重視しますが、
経絡を軽くもんで
そこにレーザー光線をあてればどうなるのか、
もしかしたら思いも寄らない効果があるのではないかと
あれこれあらぬことをついつい考えてしまいます。

というわけで、
その場ですぐ機械を1台求めて目下、
北京においてあります。
担当者とマッサージ師が先ず自分たちを実験台にし、
続いてゴルフで肩を痛めた人や夜、眠られない人の
血のめぐりをよくすることからスタートしています。
私も、もちろん、
その実験台のそのまた踏み台になっていますが、
完全なコースはまだ組み上がっていません。

また病院で患者に対するサービスに
使えるのではないかと提案しましたが、
中国の病院はサービスに
患者がお金を払ってくれないものと
はじめからきめてかかっているようです。
ですから中国で病気になったら
何はさて措いても先ず飛行機に乗って
日本に飛んで帰ってくることです。
逆に言えば、中国には山ほど改良の余地があり、
いま私はそれを一つ一つときほぐしているところです。
北京に住んでいて肩や腰のこりでお悩みの方は
絶世健美を訪ねて見て下さい。
1人でも肩や腰の痛みのとれる人があれば、
私の狙いに間違いのなかったことを
証明することになります。
ここにも新しい日中合作のチャンスがあるのです。


←前回記事へ

2009年2月18日(水)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ