第2947回
6月は武陵桃源と西部開発の見学に行きます
というわけで、6月はチベットに行くのをとりやめて、
歌の文句にも出てくる「武陵桃源」の山々の連なる
「世界の遺産」張家界まで足を伸ばすことにしました。
張家界は湖南省にあります。
同じ湖南省と貴州省の接するところに
鳳凰古城と呼ばれる古い町もあります。
「地球の歩き方」(ダイヤモンド社)の
「中国」篇のグラビアのページに
何頁にもわたって紹介されている古跡です。
先ず6月16日(月)に東京と大阪から北京に集まり、
翌日、北京から張家界まで飛びます。
張家界に1泊して、翌日鳳凰古城まで観光バスに乗り、
古い街の中に一泊してまた張家界に戻って、
その夕方の飛行機で成都に飛んで3泊します。
と言っても成都では2日間しか動く時間はありませんが、
主たる目的はことし公共投資銘柄の一つとして私が注目している
中国消防の本社の新築工場を見学に行くためです。
工場の建物は既に3月に完成しましたが、
ちゃんと稼動しはじめたところを見て下さいという
向うのたっての要望もあって、
資本金3千万元で、
年に1.75億元の利益をあげている
消防自動車の組立工場の本社を訪問することになったのです。
成都は三国志の中の蜀の都であり、
諸葛亮孔明の廟もある歴史のある町ですが、
中国の西部開発の中心地でもあります。
そうした将来性を見込んで、
私がイトーヨーカ堂と伊勢丹を誘致した
人口1千万の大都市でもあります。
22日に上海に戻って、
いつもの通り上海邱友会と共同の株式講演会をひらきます。
昨年度の決算はほぼ出尽しになっている時期ですが、
サブプライム・ローンの後始末は
恐らくまだ完成に終わっていないでしょう。
そういう意味では、
ことしから来年にかけての投資作戦を決める大切な時期です。
張家界、成都にご同行下さる方も、
また上海邱友会だけに参加される方も、
どうぞ交流センターにお申し込みになって下さい。
6月16日から24日までの8泊9日の旅です。
この頃はすぐ満員になってしまいますので、
どうぞキャンセル待ちにならないですむように。
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