中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2567回
成都伊勢丹のオープニングにもご参加を

揚子江の水源地である九寨溝には前に1回行ったことがあります。
運転手がトランクの中にミネラル・ウォーターを積み込むので、
「どうしてだ」ときいたら、
「水源地の水は色んな金属が含まれていてお腹をこわします」
という返事がかえってきました。
毒のある水も、流れているうちに次第にもまれて、
人間のようにだんだん丸くなって行くようです。

その九寨溝もこの10年ですっかり開発されて、
いまでは成都と重慶から1日に10便もとぶような
中国を代表する観光名所になってしまいました。
私が行った時は松藩という町の城門のすぐ外にある
昔、殺し合いの行われた所に建った
幽霊の出るホテルに泊りましたが、
いまは一流の新しいホテルが林立していますから、
心配は要りません。
先ず5月14日(月)に
いつものように成田と関空から北京に集まって、
北京に2泊、16日に成都経由で九寨溝まで飛びます。
九寨溝にはいくつか観光の名所がありますので、
九寨溝のほかに黄龍に泊ります。

伊勢丹の開幕典礼は5月19日(土)なので、
その前日に成都市に戻ります。
成都市はご存じのように、
三国志の立役者劉備と諸葛亮孔明が蜀の国を建てて
その首都に選んだところですから、
訪れたい古跡や名所には事欠きません。
私がそこへ伊勢丹とイトーヨーカ堂という
新跡をつくりましたので、
ショッピングの楽しみもふえました。
伊勢丹の海老名総経理は
「皆さんが喜んで買ってかえるお土産物をたくさん用意します」
と張り切っています。

成都には2泊して20日の日曜日に上海へ戻って、
21日(月)には恒例になった
邱友会との合同中国株研究会をひらき、
翌22日(火)にそれぞれ出発された
成田と関空に戻るスケジュールを組んでいます。
九寨溝と成都までご一緒いただける方も、
考察団には参加しないけれども、
中国株研究会には参加したい上海邱友会の方も、
どうぞ早目に申し込んで下さい。
最近はすぐ満員になって参加できない人も多いので、
早目の方が安全です。
なお上海での会社訪問は決定次第お知らせ致します。


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2007年3月21日(水)

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