第2087回
第3巻目は「創業の着想」になります
「こうすればあなたもお金持ちになれる・シリーズ」の
第3冊目は目下、執筆中です。
「お金持ちになれる人」
「損をして覚える株式投資」に続く第3巻ですから、
株式投資くらいでは飽きたらず、
もっとお金の儲かる方法はないものかと
欲の皮を突っ張らせる人たちが読む本
ということになります。
そうなると、
宮仕えをしているのは一日も早く卒業して、
一国一城の主になる方法はないものかと
誰でも考えるようになります。
サラリーはいくらたくさんもらっても知れています。
サラリーは出来高報酬ではなくて、
人件費というきまった枠の中にあるお金を
皆で分けあう性質のものだからです。
したがってサラリーマンをやっている限り
お金持ちにはなれません。
お金持ちになりたかったら、
自分のサラリーを自分で決める人、
もしくは皆にサラリーを払ったあとに残ったお金は
みんな自分の物だという人になるよりほかないのです。
もちろん、誰でもなれるわけではありません。
サラリーをもらう立場にいる時は
月給日はなかなか来ませんが、
サラリーを払う立場になると、
月給日はあッという間に来てしまいます。
ですからサラリーマンだった時代の
3倍も5倍も働くのに、
自分のもらい分がないということも起ります。
その代わりうまく行ったら
笑いがとまらないほど
お金がころがり込むこともないわけではありません。
そのためにはサラリーマン時代の3倍も5倍も
働かなければなりませんが、
それよりも前にお金の儲かる仕事を
うまく探がしあてなければなりません。
司馬遷は「節約」「勤勉」のほかに
「奇策」という言葉を使っていますが、
いまで言うと、「人と違ったアイデア」と言えば
わかりやすいでしょう。
ですからいま書いている本に
「創業の着想」というタイトルをつける積りですが、
皆さんに読んでいただくのは
多分来年の春になってからではないかと思います。
いずれにしても
「こんな儲けのタネがありますよ」という話ではなくて、
「こんな角度から見て下さい」ということになる筈です。
期してお待ち下さい。
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