第1938回
自動車修理学校をスタートさせます
デザイン学校は本腰を入れて
経営してくれるデザイナが現われるまで
ペンデイングになってしまいましたが、
その代わりにと言っては何ですが、
自動車修理学校の旗上げからはじめるべく、
いま準備にかかっているところです。
さきにも述べたように、
中国の消費市場を動かす二大機関車は
マイホーム事業とマイカー事業です。
この二大産業のどこかとかかわっておれば、
間違いなく成長産業の仲間入りをします。
双方にまたがっておれば、鬼に金棒です。
たとえばガラスの会社は
技術と設備によって優劣の差がありますが、
高層ビルも自動車もともにガラスを使います。
したがってガラス会社で1位2位にランクされ、
且つ高配当を続けている企業は
長期持続にふさわしい銘柄と考えてよいと思います。
それに比べると、
自動車は海外からの進出メーカーや
合弁している現地企業も含めて何十社もあり、
過当競争に曝されているので
どれが最後に生き残るのか、
いまのところまだはっきりしていません。
去年のはじめから値引きがはじまり、
業績がおちているので、
軒並み株価が下がり、
いつ戻るか見当のつかない状態におかれています。
ガラス・メーカーより
自動車メーカーの方が分が悪いことは確かです。
しかし、それでも年間に
500万台以上の新車が登場し、
それが年と共に老朽化して
ポンコツ車になることは確かです。
どのメーカーの新車が人気を呼ぶかは
さだかではありませんが、
ポンコツ化した車の修理の仕事が
年と共にふえています。
すると、オートバックス・セブンのような業種が
有望なのではないかと考えて、
ことしは自動車百貨の
オープニングのお手伝いをしました。
6月1日に成都市で
その1号店がひらかれましたが、
同業者の中には
まだ少し早すぎるんじゃないか
という意見もあります。
それに比べると
自動車の修理はふえる一方なので、
どうしても修理学校を
スタートさせるべきだと気がはやったのです。
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