第1879回
中国のミラノ温州へ行きましょう
前にもお知らせしましたように、
来る6月2日(木)から
6月10日(金)までの9日間、
北京→武夷山→厦門→温州→上海の
投資考察旅行に出かけます。
今回は先ず
北京で私の建てた三全公寓という
外人向けの高級マンションに宿泊します。
五つ星のホテルに負けない設備を
備えたマンションで、
現地に進出している日本企業の幹部の方々が
160世帯も住んでいるので、
抗日反日デモのあった時も
いち早く警察が駐在して事なきを得ました。
いまは全く正常に復していますので、
何の不安もございません。
武夷山は中国茶の総本山であり、
大紅袍という宮殿に献上したら、
皇帝が喜んで
身につけていたオーバーコートを脱いで
ご下賜になったという逸話の残っている
中国最高のお茶の原産地です。
ここに2泊してから、
厦門経由で温州にとびます。
温州は私がいつも言っていることですが、
中国のミラノです。
世界中の有名ブランドがここに
ファッションと靴の下請工場を持っており、
それがイタリアやフランスやイギリスに運ばれて、
それぞれのブランド商品として
皆さんの愛用品になっているのです。
そのカラクリを理解するために
一ぺんおいでになって見るだけの価値がありますが、
ご自分でカバンやハンドバックや
靴の商品開発をもくろんでいる人にとっては
見落せない大事なポイントです。
また温州ワンタンや温州料理は
グルメにとって忘れられない美味です。
私にとっては2年もいかないと
ジッとしておられなくなる街の一つです。
最後の上海では、毎度のことですが、
私の講演のほかに、株式の研究会を開催し、
証券会社のベテランに
最新情報を提供してもらいます。
株価が低迷している折柄、
持株の入れ替えに絶好のチャンスだと愚考します。
この投資考察団も今回で第34回になりますが、
もう常連が3分の1は
占めるようになってしまいました。
次は8月になりますが、
温州は見逃せない「中国のベニスの商人の町」なので、
ご参加になりたい方は
アジア交流センターへどうぞ。
もうすぐ締め切りになります。
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