第1814回
成都の自動車百貨で働きたい人は?
日本で起ったことは
少し遅れて台湾で起ります。
台湾で起ったことは、
また少し遅れて大陸でも起ります。
そういう動きを私は数々見てきました。
自分でも体験しています。
コーヒー屋もそうだったし、
コンビニだってそうです。
そのデンで行きますと、
自動車部品の直販にも
同じことが起る可能性があります。
オートバックス・セブンも
台湾に4店舗出したところだし、
イエローハットも台湾の統一企業と合弁で
次々と店づくりをはじめたところです。
たまたま私のところへも
香港に進出した企業から声がかかって、
私が北京、天津、上海、成都と
一通り主要都市を案内して、
そのぞれの特徴や個性について
説明してさしあげました。
たまたま私は
ショッピング・センターの第1号店を
四川省の成都からはじめて
うまく行った経験があったので、
やるなら第1号店は
成都からはじめたらどうですかとすすめました。
大抵の人は地図を見ると
成都は内陸の奥地にあるので、
つい田舎の町を想像しがちですが、
実は人口1千万の近代都市で、
いま話題になっている
西部開発の中心地でもあります。
人通りの多さやデパートの中の
活気あふれる様子を見たら、
一目で気に入る雰囲気なので、
ではここからはじめましょう
ということになってしまいました。
運のいい時は
何もかもスムーズに行くものと見えて、
たった3日間の滞在中に
たちまち条件に合った店が見つかり、
6月には開店できるメドがついてしまいました。
すると、次に必要なのは、
ここで働いてくれる人たちです。
日本語のわかる中国人も必要ですが、
日本の事情もわかり、
中国の事情にも通ずる日本人が必要になります。
こういう時は、
日本から人を送り込んできたのでは間に合いません。
既に中国に来て、大学で中国語の勉強をし、
中国で働きたいと考えている人なら
少くとも日本から派遣されてきた
総経理の片腕くらいはつとまるでしょう。
ことし中国の大学を卒業して
中国で仕事を探がしている人は
交流センターに申し込んで下さい。
私が直接傭うわけではありませんが、
お取つぎは致します。
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