第1586回
成都で働くとんかつの職人いませんか
雲南省の保山市というところに
コーヒー豆の処理をする作業場をつくるために
出かけた帰りに
成都市によったら、
成都市でいま一番お客の入っている
イトーヨーカ堂の5階にある美食街
(フード・センター)にある日本料理屋が
閉店寸前まで追い込まれていました。
日本人の職人がいない上に、
マネージャが不熱心なために、
私も手を出しかねるような不味いスシや
弁当しか並んでいないので、
これは当然なことですが、
まわりが大へんな人だかりをしているなかでの
閑古鳥ですから、
このまま店じまいするのは
如何にも残念と考えて
もう一工夫をするようにと引きとめました。
ちょうど、これも
このホーム・ページで知り合った青年が
再建を引き受けて
現地に乗り込んだばかりだったので、
同じ日本食でも中国人が受けつけてくれるとんかつと、
日本風のラーメンと、
できればカレーがいいのではないか、と
とりえあえず意見が一致しました。
台湾でも閉店寸前まで追い詰められた日本料理屋に
新しいマネージャを送り込み、
メニューを一新したら、
売上げが50%以上もふえ、
3ヵ月で採算線上に浮びあがりました。
その中で大きな役割をはたしたのはとんかつで、
いまでは一日に100枚以上は
揚げるようになりました。
とんかつなら中国人に受け入れられることは
私たちに共通の意見です。
でもそれが成都でも受け入れられるかどうかは
実際に実験してみないとなんとも言えません。
どなたか、とんかつの職人としての経験を持っている人で、
海外で働く意志を持った人はいませんか。
ついでにラーメン屋として中国で働くか、
一旗あげたいと思う人はいませんか。
現地のレベルに見合った報酬しか期待できませんが、
海外で働くきっかけにはなると思います。
若い人なら身軽に動けますから好都合ですが、
世帯持ちだととりあえずは
単身赴任ということになります。
ご希望の方はアジア交流センター
03-3400-9393、
もしくはハイハイQさんにご連絡下さい。
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