第1145回
私に保証人になってもらって私のアラ探がし

私を訴えた連中は私について香港に行って
マンションの値上がりでいい思いをしています。
マンションを買う時にお金が足りないというので、
私が保証人になって香港の銀行からお金を借りています。
値上がりをした今は銀行の借金を返して売却をしていますが、
売りそこなってその後、値下がりした分は
そのままほったらかしにして、
私の会社がいまでも元利の返済をしています。
それでも私を訴えているのですから、
どんな人か、皆さんも一ぺん顔を見たいと思いませんか。

自分たちで天津につくった新会社に出資したり、
北京や天津や上海の不動産を買う手付金を打っておいて、
残金を払わないばかりか、
払ったお金に損害賠償金をつけて返せと訴え出た主な理由は
大陸の不動産が予想に反して値下がりしたからです。
値下がりしたとしても半分ていどですが、
家賃収入も見込めるし、
管理もきちんとしてもらっています。
同じ時期に東京や大阪でマンションを買った人たちが
どんな目にあったかを思えば、
ガマンのできないことではありません。

でも自分たちの損をひたすら私のせいにして
私に転嫁するために、
朝から晩まで私のあら探がしに
時間とお金を浪費しないと気がすまないようです。
それだけの時間とお金の余裕があったら、
これからどうすればお金が儲かるか、
私についてもう一度勉強しなおした方が
ずっと効果的だと思います。
現にこれだけ嫌がらせをやられても、
私は本人たちの名前も出さず、
逃げ道がないように退路をふさぐようなこともしていません。
いままでに私のお金をごまかした人はたくさんいますが、
私は「まあ、僕と一緒に仕事をした時が
あいつの黄金時代だったとあとになって思ってくれればいいさ」
でおしまいにしています。
もちろん、向うはそう思わないからこそ、
次から次へと私のアラ探がしに夢中になっているのでしょう。
この話はまだあとがありますので、
もうしばらく耳を貸して下さい。


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2003年4月29日(火)

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