第905回
中国株のことは深堀敬三さんにきいて下さい

株というものは
皆が見離した時に買い、
皆が「それッ、買いだ」と言ってとびつく時に売るものです。
そうすれば、株で損することは先ずありません。

ところが、株の上がる背景があって、
実際に株が上がりはじめると、
証券会社が先頭に立って旗をふり、
無知蒙昧な連中がその後に続きます。
一般の人は株で儲かるよりも、
よそで働いて稼いできたお金を
わざわざ兜町まで運んできて、
ドブに捨てることが多いのです。
ですから性格的に株に向いていない人は
株をやらないのも一見識だと言ってよいのです。

しかし、損するチャンスがないということは
儲けるチャンスも少ないということです。
中国B株は長い間、投資家たちから
捨てて顧みられなかったのですが、
制度が改正になって外貨を持っておれば、
中国に住む中国人でも売買してよろしいということになると、
一挙に3倍にも5倍にも上がっただけでなく、
「これからの成長株」として
世間の注目を浴びるようになりました。
上がってから注目をするのは遅いのですが、
今後10年を視界に入れて考えても、
恐らくいまの3倍くらいのスケールにはなる可能性がありますから、
むしろいまから先の方が有望であるといってよいでしょう。
但し、それはB株やH株についてだけ言えることではなくて、
自由化がすすむにつれて外国人にも開放されるであろう
中国株式市場の全体についてあてはまることであります。

その中国株についてわかりやすく解説してくれるコラムを
東洋証券の本店マネージャ深堀敬三さんに担当していただきました。
日本の証券会社の中で早くから中国株を扱ってきたのは
東洋証券、藍沢証券、平岡証券、内藤証券の4社ですが、
なかでも先輩格で取扱量がダンチに多いのは東洋証券でしょう。
私の視察団が上海に行くと、
いつも東京からわざわざ上海まで出張して
中国株の解説をしていただくのが深堀さんです。
わかりやすく正確で、
きっと皆さんに喜んでいただけると期待しています。


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2002年9月1日(日)

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