第901回
ハイハイQさんQさんデスがはじまりました
「もしもしQさんQさんよ」が本日より
「ハイハイQさんQさんデス」になりました。
といっても、この通り
「もしもしQさんQさんよ」はそのまま続けます。
ちょうど二年半ほど前の2000年の春先に、
糸井重里さんが私の家に見えて、
家のすぐ近くのフランス料理屋で食事をしていたときのこと、
話がたまたまインターネットに及び、私が
「ホーム・ページってどうやってつくるのですか?」
と糸井さんに質問しました。
「そんなに難しいことではありませんよ。
邱さんなら専属のひとを二人くらいやとって
自分のホーム・ページをひらけば、スタートできます。
でも面倒なら、私がほぼ日刊イトイ新聞というのを
やっていますから、原稿さえいただければ
私のホーム・ページでやってもいいですよ 」
「原稿って毎日、書くのですか。
一回にどのくらい書けばいいのですか 」
と私は矢継早に質問しました。
糸井さんは私の幼稚な質問に
いちいちていねいに答えてくれました。
糸井さんに言わせると、
私が質問してからホーム・ページに執筆すると決めるのに
15分はかからなかったそうです。
実際に次の週からイトイ新聞の
「もしもしQさんQさんよ」はスタートしました。
タイトルを決めるにあたって糸井さんは
「教えて、Qさんではどうですか?」
と提案してくれましたが、
「自分は一生書生だと思っている私が
偉そうに人に教えるなんてとんでもない 」と言って、
「もしもしQさんQさんではどうですか 」
と逆提案して承知いただいたのです。
「イトイ新聞は若い読者が多いので、
もう少し年輩の読者が欲しいんです 」
と糸井さんがおっしゃるので、
「それなら僕が引き受けました 」と私は胸を叩きました。
ところが、実際にやって見ると、
来るeメール、eメール、皆若い人ばかりです。
私は若い人が好きですからいいのですが、
これじゃ糸井さんのお客をとっているみたいですね、
といささか頭を抱えてしまいました。
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