第862回
インターネットは健康情報の媒体です
次は何と言っても健康です。
老齢化がすすむと共に、日本でも健康雑誌が
わんさと発行されるようになりましたが、
それに負けずに繁盛しているのが病院です。
私は二十何年も前から1年に2回、
PL東京健康センターの人間ドックにかよっていますが、
私がはじめて行った頃は、会員も少なく、
入会金は僅かでした。
私がこの病院を選んだのは朝の9時前に行くと、
11時にはすべての検査が完了し、
11時半頃には
検査の結果をすべて教えていただけるからです。
忙しい人、せっかちな人にはうってつけで、
よく国会議員さんやニュース解説をしている人に出会うのも
お互いに時間を争う仕事に
従事している人たちだからでしょう。
それが年と共に会員がふえて、入会金も5倍になったし、
とうとう最近では隣りの敷地を買って
建増しをするほどになりました。
人間ドックに行くのを毛嫌いする人もありますが、
自分の身体のどこに故障や欠陥があるかを
知っておくことは、
身体をいたわるきっかけになりますから、
俗に「一病息災」と言うように、
健康のためにはいいことだと思います。
また私には45才の時以来、糖尿病の持病があり、
血糖値が上がりすぎてぶっ倒れたこともありましたので、
それ以来、月に1ぺん順天堂医院の河盛隆造先生という
糖尿病の大先生の指導を受けています。
小渕恵三さんも同じ先生についていたし、
いまでも月に1ぺんはマクドナルドの藤田田さんと
待合室の前で顔を合わせます。
私の血糖値は平均して100前後ですから、
大へん順調ですと、先生から褒められています。
むろん、西洋医学の恩恵にあずかっているわけですが、
私は西洋医学だけを信じている人ではありません。
先生には内緒ですが、実は漢方の世話にもなっています。
どうしてかというと、口から入るものが
健康や病気と関係があるという「医食同源」の環境に育ち、
身体のバランスをとることが健康のヒケツと
信じて疑わないからです。
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