第858回
大連・青島・北京・上海へ行きましょう

野菜の勉強をしても、
私が野菜屋をやるわけではありませんが、
工業の次に農業で革命的な変化が起るのではないかと
私は見ています。
だから自分でも現地を見る必要があると思って、
アジア食品が山東省の青島と泰山でやっている
農場と冷凍工場を見学に行ったことがあります。
食品や水産と関係のある商売をやっている人は
どうしても大連と青島を１ぺん見ておいた方がいいと
私はかねてから考えています。

６月にはチベットまで足を伸ばしましたが、
８月にはシルクロードの起点である蘭州と
遺跡の多い敦煌に行く予定をたてました。
ご案内をさしあげたところ、
たちまち40名をこえる申し込みがあり、
いまはキャンセル待ちという状態です。
10月は私がヨーロッパに用事があって
投資視察団を連れて行く時間がありませんので、
やむを得ず時間をくりあげて
９月に大連、青島、北京、上海の視察団を
組むことにしました。

９月10日（火）に成田もしくは関空から先ず大連にとび、
大連には２泊します。
大連はかつて日本の統治下にありましたから、
いまも日系企業がたくさん進出しており、
工場視察のタネには事欠きません。
12日（木）に大連から青島にとび、
家電メーカーのハイアールか、青島ビールを
見学に行きます。
また野菜を１番たくさん日本に輸出しているのが
山東省ですから、
アジア食品に案内してもらって
セーフ・ガードの対象になっている
輸出加工の現場を見せてもらいます。

14日（土）に青島から北京にとび、
ちょうど土曜と日曜ですから、
中国のシリコンバレー中関村の見学は
バスで１まわりするくらいにして
故宮や頤和園で昔の北京を偲ぶことにします。
16日（月）に上海にとんで、
中国株の勉強と新天地の見学をし、
18日（火）に上海からそれぞれ出発した空港に戻る
８泊９日の視察旅行です。
参加ご希望の方は邱永漢アジア交流センター
（03-3400-9393）に申し込んで下さい。
案内書をお送り致します。