第1164回
シンプル
株価が上がっていったときは
今度はどこまで上がっていくか、
どこまで上がったらいくらの利益になるというような
皮算用を考えてばかりいたら売り時を逃してしまいます。
上がったらまずは利益を確保するということを考えるのも大事です。
長期投資でしたら売る必要はないでしょうが、
短期投資で利益を上げていくのなら
株価が上がっていく時点で
売りを考えていく作業が大事になってきます。
これで絶対に利益が出せる投資ができるわけではありませんが、
多くある投資方法のひとつとして
投資に対する見方と参考になればいいのですが。
ですが、単純なことですが
これがなかなかできないのが現実の投資ではないでしょうか。
実際の投資では株式市場で波がどちらに向かっていきそうか、
株価が下げていたとしても
まだ下げていきそうなら
購入時期を先に延ばしたほうがいいでしょうし、
各企業によって株価変動に癖がありますので
癖を読んでいくことも大事です。
また、世界の経済変動を見ながら
どう株式市場が動くか、影響を受けるか
見定めていくことも必要です。
投資家心理も見ていく必要もあります。
弱い場合にはいくらいい情報が出たとしても
株式市場は下げていく事はふつうにあります。
これにチャートから見たら・・・なんて考えたら
どう投資をしていったらいいか
わからなくなってきてしまいます。
ですから、シンプルに考えて、
市場で株価が下げているときは
喜んで安く買えるチャンスがでてきたと思い、
上げたら売り時がやってきたと考えて投資を行うのも
ひとつの方法だと考えてみてもいいでしょう。
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