第1116回
購入企業
ここまで投資で行ってきたことは
中国株に対して常識で投資を行ってきたということです。
安くなったら喜んで
割安感が出た企業の株を拾っていくという作業です。
2008年10月27日には偶然ですが4銘柄を追加購入していました。
4銘柄のうち2銘柄を上げてみますと
アリババ(阿里巴巴) 4.300香港ドルで、
また、中国燃気(チャイナ・ガス・ホールディングス)を
同じ2008年10月27日に0.510香港ドルで購入していました。
10月27日近辺が
指数でも安値になると分かっていて購入したわけではありません。
その当時が安かったかどうかは
後で振り返ってみて
あのときが安かった時期だと判断できるのです。
10月27日に4銘柄追加購入したのだって
常識では考えられないくらいに安くなったので
購入に絶好のチャンスがやってきたと思い購入していただけです。
サブプライムローン問題で
ニューヨーク株式市場は2〜3年は回復が難しいでしょう。
その間に世界の市場も冷え込み
今後中国株も
2008年10月27日近辺以上に下がっていくことだって考えられます。
そのときは下がったことを悔やむより、
再度安く購入できるチャンスが巡ってきたと
考えられればいいでしょう。
このような気でいられるようになれば
利益を膨らませていける投資ができると思います。
第一株価が下がらなければ安値で仕込むことができないのですから。
今回の判断が正しかったかどうかは2〜3年後に結果がわかります。
この点では私も
自分の投資判断が正しかったかどうか確認したいですから
2〜3年後にもう一度この記事を見て
私の投資判断が正しかったかどうか見てみたいと思います。
また今後中国株が大きく下がっていくようでしたら
それこそ安値買いができるチャンスです。
米著名投資家のウォーレン・バフェットの投資の仕方の一文に、
・「安すぎると株価の方から訴えてくるぐらいでなければ、
激安株とは言えません」
・「株式を買う理由のもっともバカげているのは、
値上がりしてから買うというやつです」
と、いうのがありますが、
いざ実践しようとするとなかなかできないことです。
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