第748回
現場から投資を考える
京都に着いたのは水曜日でしたが
桜は日を追っていくうちに開花し
金曜日には鴨川沿いは満開になっています。
開花して1週間で満開になったわけですが
毎日桜が開花していく速さには驚きです。
また土曜日には鴨川沿いの桜が
少しずつですが散り始めています。
金曜日が鴨川近辺で満開時期だったわけです。
また驚きがあったのが8日に起きた出来事です。
近くの山が見えないほどのかすみが京都市内にかかっていました。
私自身はかすみだったと思ったのですが、
後で聞いてみると中国からの黄砂が降ったということです。
今の時期これほどひどい黄砂は初めてだったということです。
まさか黄砂のことが話題になるとは思っていませんでしたので
なぜこれほどの黄砂が降って来るのか、
また中国の環境面から考えて投資する企業があるかどうか
考えてみました。
中国では水利事業が民間に開放されています。
水利事業は水土の流出防止、水環境、水源の改善に対して
サジーの栽培を行う企業があります。
沙棘(サジー)は水、土壌生態改善にも使える植物栽培事業で
製品は抗がん作用もあるとともに
サジーの葉は健康食品、茶葉、薬品、健康食品などとしても
使うことができます。
環境を改善していくともに利益を追求しています。
企業では広東投資(コード:0270)、
中国水務(チャイナ・ウォーター、コード:0855)などが
代表的な企業ですが、
今後も多くの企業が水利事業に参入してくるでしょう。
中国政府も環境問題改善に力を入れていますので
これらの企業は業績は今後も伸びていくでしょう。
嵐山の山桜は9日には満開でした。
10日は小雨が降りましたが、哲学の道の桜は散り始めており
川面に流れる花びらがきれいでした。
開花時期予想もそうですが、実際に訪れてみると
思っていたことと違ったりすることがでてきます。
まずは現場を訪れることで
実際にどうなっているのか自分の目で確かめることで
真実を知ることができます。
中国株への投資でも実際に中国に行ってみたなら
思っていることと現実を知ったときとでは考え方も変わってきます。
|