第671回
お正月の挨拶
新年明けましておめでとうございます。
2005年の中国株式市場はいい年でした。
なぜかといえば中国企業の株価が上がっていかなかったからです。
中国企業の中には大きく利益を伸ばした優良企業も多く出ています。
企業の業績が伸びれば一株利益が増えます。
優良企業の利益が上がっていっても
株価が上がらないために割安感が出てきています。
利益が増えた分配当金にも回す企業が多くなってきます。
株価が変わらなければ企業が出す配当金に対し
配当利回りは上がっていきます。
ですので株価が上がらないというのは
実はそう悪いことではないのです。
ですが長期に渡り中国株が低迷していくことは考えにくいでしょう。
2006年に入り
2008年北京オリンピックをにらんだ
投資資金流入の可能性も出てきます。
非流通株の流通化に向けた
「股権分置」改革プランが進行するにつれ
中国株式市場も安定していくようになるでしょう。
2006年は中国株でもじょじょにですが
株価が上がっていく可能性がでてくるでしょう。
今現在は中国株は高くはありません。
株価の安いうちに購入できるのが今の中国株式市場です。
投資では「株価の安いうちに仕込んでおく」ことです。
利益を拡大していくのには一番手っ取り早い方法です。
今年の前半は
まだ中国株も安く購入することができる時期に当たるでしょう。
ですが後半になれば
株価でも上がっていく可能性が大きくなっていくでしょう。
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