中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第659回
中国燃気(チャイナガス)他

チャイナガスの情報が最近多く出てきています。
中国燃気(チャイナガス、コード:0384)は
11月末にチャイナガスは
1株当たり1.20香港ドルで
オマーンの石油会社に2.1億株の
第三者割当増資を行うと発表しています。
総額では2.52億香港ドルとなります。
また11月30日には陝西省・宝鶏市で傘下会社を通じて
天然ガスプロジェクトを行なう為に
新たに新会社を宝鶏市に設立すると発表しています。
登録資本金は2.81億元で出資比率はチャイナガスが64%、
宝鶏天然気が34%、新会社の幹部が2%です。
12月に入りチャイナガスは
中国広西・柳州のガス会社の
柳州市煤気の株式の50%を1.4億元で買収した事を発表しました。
チャイナガスは柳州市煤気と
合弁会社(柳州中燃気発展有限公司)を新規で設立し
同市政府から
30年間の都市ガス事業経営権を獲得するということです。
矢継ぎ早に新規開拓を行っています。

またGEM市場上場だった百江燃気(パンバガス)は
12月に入りGEM市場から
メインボード銘柄として指定替えしました。
GEM市場では証券コードが「8132」でしたが、
メインボードでは証券コードが「1083」に変更されて
取引が始まっています。
GEM市場からメインボードに市場変更することとは
日本の株式市場で言えば
店頭市場および二部市場から一部市場に昇格し
取引ができるようになったということと同じです。
業績は確実に伸びてきています。
パンバガスのケ鋭民・執行取締役は
今後も買収を進め事業を拡張していくと発言しています。

ガスというのは伸びていける業種です。
ガスが供給される前は石炭でしたが、
公害問題もありますし
石炭は火力発電に多く使われるようになっています。
今後は一般家庭でも企業でも燃料としてガスは伸びていきます。
すぐに株価は上がっていくというわけではありませんが
長期に渡って成長できる業種がガス企業です。

ガス企業もいろいろな企業が上場していますが、
地域特定で伸びていける企業と中国全体で伸びていく企業、
内陸部に今後進出していこうとしている企業など
各ガス企業に特徴があります。
ガス企業の中でも成長率が高い企業に投資をしていけば
利益率も上がっていきます。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年12月15日(木)

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