第583回
B株指数と投資
上海B株指数で最近の高値では
2004年2月には123ポイントまでありました。
ですがその後はずるずると下がり続け
2005年7月22日には50.317ポイントまで大きく下がりました。
上海B株指数では約1年5ヶ月間下がり続けたことになります。
値下がり率では約60%と大きく下げています。
深センB株指数では2004年4月に
316.483ポイントの高値から上がったり下がったりしながら
基本的には右肩下がりで
2005年7月22日の198.318ポイントまで下がってきました。
深センB株指数の値下がり率では約38%です。
指数でも下がってきた理由は非流通株問題で
中国政府が保有している株を市場に放出するという政策で
大量の非流通株が市場に出回るようになったなら
需給悪化懸念が出てくることや
B株企業の業績がよくなかったことが懸念材料となり
株価に割り高感があったためでした。
ですが、B株指数でも大きく下がってきたことで
優良企業に関しては株価に割安感がでてきました。
中国政府は7月21日に2%程度元の切り上げを発表しました。
そのときからB株指数に変化がでてきています。
次の日の22日には上海B株指数は
50.317ポイントまで下がったものの
そこから指数は切り上げてきて
8月25日の終値では66.530ポイントまで上げてきています。
7月22日の指数の安値から1ヶ月ちょっとの間に、
実に32%も値上がりしています。
私自身は上海B株指数でも上がったのに対処するため
7月25日に上海B株で優良企業の1銘柄を購入するために
指値で注文を出しました。
ですが、株価はそこまで下がらずに上がっていきましたので
8月に入って購入しています。
購入した企業に対しての利回りは
2004年期末決算で計算したなら4%を超えていますので
配当利回りとしては良くもなく悪くもなくといったところです。
私自身中国株を購入するときには
ほしい株数を1回で全部購入するのではなく
何回かに分けて購入するようにしています。
株価でも下がったときに対処するための処置を考えての投資です。
ですので今後B株指数が下がって
投資したい企業の株価が下がったなら買い増しをする予定です。
ですが、今のところ指数では下がってきてはくれていませんが。
もちろん1回でほしい株数だけ購入する場合もありますが、
まれです。
<次回に続く>
|