イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第573回
恐怖心の克服

学校で勉強が出来て高い点数を取った人は
大手企業に就職できる確立は高いでしょう。
給料だって一般の企業よりは多くお金をもらうことが出来ます。
起業するにはリスクが伴ないますので
今の待遇を捨ててまで行うことかどうか迷うでしょう。
逆に学生のときから起業する人やゼロからの出発の人、
技術を持っている人にとっては
チャンスと考える人もいるでしょう。
どちらにしても学業の出来不出来では判断できません。
起業する人は起業していきます。
ですが一般の人よりは2倍3倍働かないと
成功は出来ないことを覚悟すべきでしょう。

起業するのにリスクはつき物です。
では中国株式投資を行うにはリスクは伴なうのでしょうか。
もともと投資を行うこと自体がリスクを抱えているのですから
当然伴ないます。
安全な投資などはありえません。
リスクを負うという点では
起業する人と株式投資をする人とは共通点があります。
現時点に甘んじているのではなくて
何とか今の現状を打破したいという思いです。
そのためには現時点にとどまっているわけにはいきませんので
積極的に前進していくことが必要です。
ここから未知への挑戦が始まります。
前に進んでいくということは
一歩を踏み出す恐怖心を克服するところから始まります。

ですが人は知らず知らずのうちに
いろいろなことで恐怖心を克服していっています。
趣味にしてもそうですが、まずは知らないことから始まります。
趣味で車が好きなら
いろいろ調べて購入を検討していくでしょう。
そのためには苦労をいとわないでしょう。
自動車事故を起こしたらどうしょう、
半身不随になったら、
自分が死んだら家族は路頭に迷うだろう
やっぱり車の購入はやめておこう、
とはならないでしょう。
自分が好きな車を購入して運転するのは確かに楽しいことです。
ですがこの部分は出費ですので将来の貯蓄にはつながりません。
お金を使うことだけ考えて、
貯めることを考えないのでしたら片手落ちです。
本来はこの両方が伴なってはじめてバランスが取れます。
将来のことを考えて
貯蓄の部分を株式投資で増やしていきたいのでしたら、
車の購入同様
株式投資に対しても積極的におこなっていく必要があります。

利益の点では起業するのと株式投資では違いがあります。
起業して大成功すれば
一般では考えられないような
何百億、何千億という利益を手にすることも可能です。
ですが失敗して倒産したときには
負債だけが残る場合だってあるのが起業した場合です。

株式投資では現物取引の場合は
最悪でも投資資金がゼロになるだけで済みます。
株式投資では投資資金に対して増えていく金額が違ってきます。
株式投資での投資資金にもよりますが
数十億円という利益まで膨らませていくことは
不可能ではないでしょう。
両方に言えることは恐怖心を克服し
前向きに行動したところから始まるということです。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年8月17日(水)

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