イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第484回
紫金鉱業とトップ企業

紫金鉱業(コード:2899)は
中国国内で金および各種鉱物資源の探査、採掘、精製、販売では
最大の金鉱企業です。

・2004年12月本決算
売上高 --- 15億767万9000元 前年同期比 43.52%増
純利益 --- 4億1761万9000元 前年同期比 33.04%増
EPS --- 0.16元
配当 --- 0.1元
権利落ち日 --- 4月26日
配当支払日 --- 6月23日

紫金鉱業の4月8日の株価は3.200香港ドルでした。
紫金鉱業は2003年12月本決算では10割の無償株を発行しています。
無償株発行前の株価では6香港ドル前後でした。
10割無償株を発行するということは
株数もそれだけ増えますので株価でも半値になります。

同社の株価は無償株発行後の安値は、といいますと
権利落ち後の安値は2004年5月につけた2.00香港ドルです。
4月8日の株価は3.200香港ドルですので
値上り率で見たなら60%上がっています。
増収増益がのぞめる企業で
無償株発行後株価でも一時大きく落ち込んだときには
安値で仕込むことができます。

紫金鉱業は今日、
チベット自治区に合弁会社を設立し
合弁パートナー4社と銅山開発を行なうと発表しました。
銅埋蔵量は650万トンが見込まれています。

紫金鉱業は金鉱企業ではトップ企業です。
どの業種でもそうですが、
トップ企業は強い成長力を持っている企業が多くあります。

中国企業でトップ企業といっても
まだまだ株価では安い企業がほとんどです。
将来は株価が大きく上昇していくにしても、
今の段階でしたら安く仕込める時期です。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年4月14日(木)

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