イラストレーター・小泉鉄造さんが 明かしてくれる、株式投資の虎の巻
第409回 “配当金狙い”〜 中国株投資の極意 その五
中国株企業では配当性向が高い企業が目立ちます。
*配当性向とは
年間の税引き後利益に対して どのくらいの金額を配当金に回すかという事で、 例えば税引き後利益が10億円出たときに 5億円を配当に回した時には 「50%の配当性向」になります。
配当性向(%)=1株当たり配当金/1株当たり税引後利益×100
日本の企業は利益を上げても 少ない配当性向の企業が多いのですが、 中国企業では高い配当性向を出す企業が多くあります。 10円の株価で企業の税引き後利益が1円でしたら PERでは10倍となります。 1円の税引き後利益から50銭の配当金を出したなら 50%の配当性向となります。 また投資金額の5%が配当利回りとなります。 企業によっては株価に対して5%前後、 または5%以上出す企業があります。 このような企業が 長期的に安定して伸びていける企業でしたら 利回りだけでも投資を検討することができます。
2004年12月31日(金)