イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第220回
企業選択で選ぶ6つのキーワード

株式投資で一番大切なのは
投資した金額に対して投資利益をあげていくことです。
いくら自分の意見が正しかったとしても
実際に投資していなければ架空の論理です。
またそのような人が実際に投資した時には
頭で考えていた時と現実では
違った考え方になっていくことが
大いにありますしそれが普通です。
投資では実際に利益をあげてこそ
初めて生きた投資ができたことになります。
投資家は「絵に描いた餅」ではなく、
「実際に食べることのできる餅」を
手にすることこそが一番大事です。
ですがそのような「食べれる餅」を手にするには
投資方法が大事です。
その中で基本的に中国株式投資に関して
心得ておきたい事がありますからその方法からみていきます。

第一.
”中国株投資は長期投資で挑むべし”

中国は今後長期にわたって成長していく市場です。
短期と長期では投資効率が大きく違ってきます。
長期投資で中国の成長とともに
発展できる企業には安心して投資できます。
今後も多くの企業が業種をとわず上場、成長していきます。
そのような企業に投資することが大事です。

第二.
”成長企業に投資する”

中国企業の中には業種によって今後衰退していく企業があります。
そのような企業に投資したのでは
利益をあげることなどできません。
今まで中国では白物家電のような企業が元気でした。
白物家電とはテレビや冷蔵庫、エアコンなど、
作っていれば売れる状態でしたが
現在では勝ち組と負け組みがハッキリ分かれる業種です。
現在元気な業種では鉄鋼、繊維、紡績機械等があります。
ですが今後中国での人件費の高騰、
需要に対しての供給過剰などがおきてきます。
このような企業には長期投資ができません。
長期で成長できる企業はこのような業種ではありません。
ですが製薬企業、IT関連企業に関しては
今後どのような新薬開発、
または成長していくのかが定かではない業種があります。
今後行方をおって投資できる企業に変身した時には
投資できる企業になります。

第三.
”配当金の多い企業に投資する”

企業が発展していき利益が出たときには
株主に対して企業は還元する義務がありますから
配当金で株主に還元します。
中国企業は日本の企業と違い
利益の数十%を配当にまわす企業が多くあります。
ですから配当金だけで投資した金額に対して
4%、5%以上だしている企業もあります。
日本の銀行金利よりも有利なのは確かですし
配当金だけでもケッコウな金額になります。
また5%だしている企業なら20年保有していたなら
配当金だけでも投資した金額にたいして
100%になりますので元金を回収できてしまいます。
このほかに企業が成長していけば
株価も上昇していきますので
投資家にとってこのような企業への投資がベストです。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


←前回記事へ 2004年4月12日(月) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ