イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第193回
個人投資家の場合

個人投資家が直接中国株を個人で購入する場合は、
投資したい企業を自分で判断して購入して行きます。
この場合は多くの銘柄に投資することは難しいでしょう。
自己資金が多くある方なら別でしょうが、
一般の投資家の方は投資できる金額は限られています。

それに多くの銘柄に投資するというよりも
大きく利益がだせる企業に投資金額をまとめて投資しますので
そう多くの銘柄に投資はできません。

せいぜい投資リスクを減らす為に業種別に振り分け
企業を選んで投資する程度です。
ですが中国株は株価がまだ安いですから
ついつい多くの銘柄に投資することが多いのも事実です。

ここで投資した企業の株価が下がったことを考えて見ます。
個人で投資している企業の株価が大きく値下がりしたなら
もろにその直撃を受け
個人投資家の持ち株は大きく値下がりします。    
ファンドでは
市場の株価指数に連動したような動きをするのに対して
個人投資家はもろに
株価の値上り値下がりを受けることになります。
このように国内投資信託と個人投資家の投資方法では
一長一短があります。

では株式投資で大きな利益を望むのであれば
どちらの投資方法がいいのでしょうか。
国内投資信託に運用を任せるのか、
個人で直接株式投資を行ったほうがいいのか、どちらでしょう。
結論からいいますと、本当に株で資産を造ろうと考えたなら
個人投資家が直接中国株投資を行うしか方法は無いでしょう。

国内投資信託では
せいぜい株価指数に連動した程度の利益しか出せないのに対して、
直接投資した場合は
投資した企業が成長していけば
その分直接投資家が恩恵を受けることができます。

また、投資期間に関しても自己で判断できますので
株価上昇、利益率、を見ながら
株の売却または買い増しをしていき成果をあげることもできます。
株式投資で何倍、何十倍の利益を狙うのでしたら
自己で株式投資を行うべきです。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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