イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第99回
優良企業のみ手元に残す

如何に優良な企業の銘柄に投資できているかが大事です。
ですから損をしていようと利益が出ていようと
3のケースの銘柄は売却していかなければいけません。
さらにここからは2のケースの銘柄の中で
3の仲間入りをしていった企業、
将来性がなくなった企業を
売却していくことも検討していかなくてはなりません。
もっというと1のケースの中で優良企業でも
先々将来性がなくなったとしたら
そのような企業の銘柄の株も売却していかなければいけません。
そして手元に残った銘柄の企業が
将来性のあるものだけにしていかなければならないのです。
この作業は投資を行っていっている限りは続けていきます。
つまり株式投資で”売り”という作業は
このようなときに大事になってきます。

株式投資では買う、売る、待つ、の三つしかありません。
この中で一番難しいのはどれかというと
売る、という作業です。

購入した後の株価の値上りによる利益をだすための売り、も
大事なことには違いありません。
ですがもっと大事なのが
手元に優良企業を残していく為の作業の”売り”なのです。
ここが投資して財産を築くための基礎固めです。
そのとき手元に残った企業の銘柄の数が1銘柄かも知れません。
または30銘柄以上にもなっているかもしれません。
それが売る、という作業を行った結果ならある程度納得できます。
中国企業の中にはたくさんの優良企業があり、
銘柄数が増えていくのは私自身も感じていますので
気持ちはよくわかります。
ですが現在は優良企業だとしても
将来はダメ企業にはいり、売る、という作業も
いずれは必要になってくる企業が必ずでてきます。

その作業の繰り返しが”売る”というテクニックで
これが一番大事になってきます。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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