イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第76回
りんご、梨、パイナップル果汁

煙台北方安徳利果汁という企業は
いままで気にしていない企業でした。
ですが、社長の王氏にあって企業内容を聞いてみて
考え方が少しずつ変わってきた企業です。

同社は中国最大の濃縮りんご果汁メーカーで、
2002年の生産量は36,500トンで
市場シェアーの14%を占めています。

現在は同社の製品への需要拡大予測のより、
生産能力を拡大しており、
2000年の生産能力5万トンから、
2002年に10万トンになっています。
新しい苦情の完成にともない
2003年にはさらに25,000トンの生産能力追加が
決定的になりました。

同社は今後、梨果汁、パイナップル果汁の生産にも
業務を拡大していく計画です。

同社のつぶした後のりんごの絞りかすは、
化粧品関連の素材として利用できる、とのことで、
このようなことができるのは
原材料のりんごが多く取れないと採算が取れません。
このことは、同社には有利な立場にあります。

他の企業が投資を考えたとしてもまず、
りんごの苗木の育成を行っていく、
生産農家との契約拡大をしていく、
などの手続きが必要になってきますので
参入しようとしても難しいでしょう。
このところに同社の大きな存在感があります。 

この会社はりんごジュース業界では
今後もトップの地位を確保していきます。
製品に付随する製品開発も今後利益拡大に貢献してきますから、
同社の未来には明るいものがありますので、
投資対象としては魅力のある企業です。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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