第72回
経緯紡織機械

先月の８月22日に経緯紡織機械の会社訪問より
同社の動向を見ていきたいと思います。

売上高の85％は中国からのもので
主力の天然繊維用織機は、国内シェアの60％を占めます。
2000年には親会社ChinaTextileMachinery（Group）社との合弁で
子会社Hongda JV社を設立、
最高度の紡績機械製造の為の研究と開発を進めました。 　
先月の８月11日の発表で
北京順天通不動産開発及び北京廣合置業と共同で、
「上海経緯中聯商業発展有限公司」を設立すると発表しました。
登録資本は７億元、経緯紡織機械は47.917％の3.35億元を出資、
合弁会社は上海で不動産リース業務に従事する予定で
中国のWTO加盟に伴い、
繊維製品の輸入枠が2005年までに撤廃される見通しですが、
国内紡織各社は商機獲得に向け、生産能力を拡大しています。

繊維製品の輸入枠撤廃は紡織機械メーカーには追い風です。