“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第691回
レキシントンからシカゴへ

レキシントンの会議場の隣の
フードコートのランチはすぐ飽きて、
ダウンタウンにお昼を食べに行くことになった。
選択したレストランは、
「メトロポール」というネットで
Fine Diningというジャンルで紹介してあったアメリカ料理店。

初日に行ったde SHA'Sは大規模な大衆料理屋だったのに対して、
こちらはこじんまりしていて、2階は調度品もエレガント。
2度ほどいったが、最初はハンバーガー、
次が牛ステーキのサンドウィッチを選択。
ここのハンバーガーも洗練されていて旨かった。
肉の味わいが心地よい。
こちらには、地ビールである
ケンタッキーエールは置いていなかったが、
数種類の米国ビールがあり、
サムアダムスのボストンラガーを愉しんだ。

夜は二度ほど日本料理屋に出向いてみた。
まあ、普通の味。
そして、国際会議のオフィッシャルイベントとして、
ケンタッキーバーボン蒸留所の見学とディナー。
こちらは、ブルーグラスバンドが演奏で出迎えてくれて、
日本でブルーグラスバンドをやっていると話しかけたら、
すぐに親しくなって、一緒に演奏することになった。
食事時間を除いて、
最初から最後までほとんど演奏していたので、
食べ物の印象は全く残っていない。

国際会議が終わってから、
シカゴ経由で帰国する経路を選択したが、
せっかくなので、シカゴで1泊した。
マコーミックプレイスにとったホテルから中華街が近い。
そこで、ネットで色々と調べて、下記を選択した。

New Shui Wah (新瑞華 潮州菜館 )
2162-A S. Archer Ave. tel 312 225 8811

シカゴの中華街はNYやロスよりは規模は小さい。
しかし、中華料理屋はいっぱいあって、
情報がなければ、大いに迷うところ。
こちらのお店は4:00pm-2:00amと、
早めに開店し、深夜まで営業している。
5時過ぎで、すでに日本人のグループが来ていた。
メニューはたくさん書いてあるが、
いかせん一人の訪問なので、
色々な皿をとるということが残念ながらできない。
お勧めを聴いて、以下の2品だけ注文した。

■香茅牛尾爐 $9.99
 Ox Tail with Lemon Grass

■潮州炒麺線 $8.50
 House Special Fried Thin Noodle

最初の料理は、薄いステンレスの鍋を火にかけて提供される。
牛の尾の輪切り肉に、蕪、椎茸、葱、生姜が具で、
汁は甘ピリ辛のもの。
これがとても美味。
尾肉は骨がほとんどだが、
手でつかんでしゃぶりつくと頬が落ちそう。
麺のほうは、小エビ、ニラ、玉子、モヤシ、ハムが入っていて、
薄めの味付け。
こちらも美味。
青島ビールを2杯飲んだ。
紹興酒がなかったのがとても残念。
料理はとてもボリュームがあり、
最後に残した分は包んでもらって、翌日の朝食にした。


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2007年5月14日(月)

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