“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第681回
第5回「超美食会」のお品書

第5回「超美食会」は
昨日渋谷「岩盤浴カフェはぴはぴ」で開催された。
しかし、この原稿は先週に執筆しているので、
現在はまだ準備中だ。
先日お伝えしたように、
今回は秋鹿酒造のモロミタンクの泡を用いた泡汁を、
栃木県馬頭の天然イノシシを具として
愉しむことをメインに設定した。
準備段階での課題は、他の料理をどのように組み合わせるかだ。

今回は昼にスタートということで、
鍋だけでもよさそうだが、
会費を結構な額でいただくことにしているので、
あまり粗末なお品書きにはできない。
また、昼から開始ということは、
現地での準備の時間があまりない。
そこで、前日までに色々と仕込んでおこうと考えていたのだが、
あいにく週末にやることが色々と重なってしまった。

前日の土曜は和光市でバンドのライブ演奏を予定。
こちらも、マンドリンでジャズを聴かせるという
ライブ演奏では初めての試みで、
相方のフルート奏者と合わせる練習や、
ソロのパートの練習などで結構時間をとられてしまった。
それに加えて、
週明けに新しい単行本の執筆原稿の
最終校正の締め切りがあって、
チェック作業を徹夜してでもやらないとならない。
このような状況から、手がかからずに、
参加者が満足する料理内容について悩んできた。

その結果、まずは、天然魚介類の刺身を提供することにして、
小樽三角市場のなじみの仲買に相談。
いま、ヒラメが結構いいのが上がっているというので、
1kg程度のものを2尾お願いした。
こちらは前日の朝に自宅にとどき、
サク状態で保存して熟成させる。
また、蝦夷鮑も入荷しているというので、
おなじみの鮑の肝醤油バター炒めを作ることにした。

そして、さらに珍しい食材として、
いまがまさに季節のバルバリ鴨の玉子。
これを温泉玉子にして提供する。
こちらは前菜として出すが、
もう一つの前菜は
自家製カラスミがまだ在庫がいくらかあるので、
そちらを使うことにした。
そして、〆の食事は、
徳島で一番の素麺の作り手の塩田さんが手間隙かけて
「かん水仕込み」で作った、「半田乃糸」という素麺。
どんな会になるかが愉しみだ。


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2007年4月16日(月)

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