|  第600回第4回超美食会で自家栽培蕎麦をご馳走します
 このコラムも600回を迎えた。これだけ長続きするとは最初は思っていなかった。
 美味しい話題はいつかはつきてしまって、
 そのときにやめようと考えていたが、美味しさとは奥が深い。
 究めよとしても、いくらでもその先があり、尽きない。
 さて、次回で第4回を迎える「超美食会」。これまでの会合は大好評だっただけに、次の企画は悩んだ。
 そして、今回は特別な趣向を考えついた。
 我々が大切に育ててきた
 栃木県の馬頭と芳賀町の畑の蕎麦を味わっていただこう
 という趣旨。
 この蕎麦は、種蒔から刈取、脱穀に至るまで全て手作業で栽培したもの。
 いわば、血と汗と涙の結晶。
 私自身、栃木までクルマで
 片道2時間以上の時間をかけて通っていた。
 一般のこだわりの手打ち蕎麦屋の蕎麦とは、
 全く違った次元の蕎麦を愉しんでいただけると確信する。
 場所は池袋サンシャインの地下にある蕎麦屋「一久庵」。宗玄などの無濾過純米生原酒が旨い店として人気が高い。
 今回は特別に料理や食材を相談しながら、
 当日のお品書きと酒の銘柄を決めていく予定だ。
 鴨、猪など、
 なるべく、馬頭の里山の雰囲気の出るものを
 用意したいと考えている。
 日程はお店の都合もあり、今回は日曜の夕方に設定した。
 土曜ではなかなか来れなかった方が参加できると
 企画した側としては、大変嬉しい。
 多くの方にぜひ参加して、自家栽培蕎麦を堪能していただきたい。 |