“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第521回
タラバ、蝦夷馬糞海胆、厚岸の牡蠣、それに猪の美味

馬頭の畑での作業が終わり、
隣の小川町第三セクターに託して運営している
「まほろばの湯」に行き、温泉にのんびりつかる。
こちらは大変立派な施設だが、
土曜でもお客がそれほど入っていなくてもったいない。
建屋も新しくとてもいい湯だ。

露天風呂にのんびりと浸かっていたら、
雷がピカ、ゴロゴロ、ドーンでなり始めた。
栃木の雷は有名。
すぐに露天風呂禁止令がでる。
お昼を同じ、まほろばの湯の食堂で注文して、
休憩所の広い場所で食べる。
冷やし中華をいただいたが、まあまあの味だった。

雨がやんで、馬頭の「広重美術館」へ向かう。
広重と国貞の東海道五十三次の絵の比較をやっていて、
面白かった。
国貞は広重の背景をコピーして、その手前に美人を書いている。
当時は今とは逆に、国貞のほうが広重より格が上で、
版画の売値も高かったという。
2時過ぎに美術館を見終わって、
馬頭ハムの工場を訪問したが、
まだまだ宴会予定の午後6時には余裕があった。
どこかに寄ろうか考えたが、
結論は、すぐに宴会場の西那須野「胡桃亭」に行き、
だらだらと飲み始めること。
早速、種蒔に参加していて一足先に準備のために帰っていた
「胡桃亭」の村上さんに連絡。
そして午後3時に到着して、飲み始めた。
延々と夜の12時過ぎまでやっていた宴会の開始だ。

持参したのは、悦凱陣のH11BY本醸造、
そして、以前NHKの「おはようニッポン」の取材で使った
H12BY山廃讃州雄町。
酒はその他、村上さんが自家熟成した「武勇」2001年。
さらに、お店の商品である奥播磨、るみ子の酒、初駒などが
テーブルの上に並ぶ。
村上さんが渓流釣りした成果などで、とても豪華な宴会になった。
お品書きは以下。

・胡麻豆腐海胆和え
・蕎麦掻揚げ海胆風味
・蕎麦掻
・茹でタラバ
・山女唐揚げ
・かじか骨酒
・猪焼き
・信濃蒸し
・厚岸生牡蠣
・厚岸焼き牡蠣
・せいろ蕎麦

宴会の経過は明日詳細に報告する。


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2006年8月28日(月)

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