第21回 易筋経功法――葦陀献杵第三勢
易筋経に関する内容を 簡単に紹介いたしました。 そこで、現在中国の 各中医薬大学の教程になっている 十二勢の易筋経功法を一つずつ紹介します。 今回は
第三 葦陀献杵第三勢(イダケンショダイサンセイ)
練習法 (1)両足を肩幅と同じぐらいに開く。 両手は両脇に置き、掌は上向き。
(2)足は動かさずにそのままの状態を保持する。 両手を体の前で徐々に持ち上げていき、頭の上まで伸ばす。 掌は上向きで、親指が前を向くようにする。
(3)見上げるように頭を傾け、視線を手の甲に向ける。 両足の踵を持ち上げて、爪先で立つ。 この姿勢を暫く保持する。
(4)両手を掌から拳を握った状態にして 徐々に下ろしていき、両脇まで戻る。 同時に踵も下ろす。 (1)の姿勢に戻る。